地名「白山」のルーツは「白山神社」にあり
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今回は、新プロジェクト「文京白山コーポラティブハウス」が位置する
「文京区白山」という地名のルーツを紐解いていこうと思います。
まずは、「文京区」について。
文京区は1947年に、当時の小石川区と本郷区が合併して誕生しました。
教育機関や出版社などが多く、
「文の京」「文教の府」と呼ばれていた両区を表す名称に相応しいこと、
「文京」の文字が書きやすかったことで区議会により採択されたようです。
次に、「白山」という地名についてですが、
昔、白い山肌が特徴的な山が計画地周辺にあったのではないか?
などと、勝手に想像していました。
しかし、予想は見事に外れまして、
地名の由来はズバリ「白山神社が鎮座していたことによる」そうです。
白山神社は、石川県と岐阜県にまたがる白山という活火山を崇める
山岳信仰の神社で、文京区の白山神社もその一つです。
平安時代前期、加賀の白山比咩神社(全国に2700社ある白山神社の総本社)の
分社として、本郷に創建されたのが始まりとされています。
江戸時代には、本プロジェクト計画地からも徒歩圏内の小石川植物園内に
遷されましたが、その後、5代将軍綱吉の屋敷がその場所につくられることになり、
現在の地に遷ることになりました。
縁結びや歯ブラシ供養の神社としても有名で、
明治天皇が東京を代表すると認めた十の神社「東京十社」の一つに
数えられている神社でもあります。
この十の神社を周ることを「東京十社巡り」と呼び、
特製の御朱印帳や絵馬も用意されています。
出典:東京十社めぐり
今回は「白山」という地名の由来、
そのルーツとなった「白山神社」をご紹介しました。
次回も引き続き、白山神社についてのお話をしたいと思います!
知の歴史を紡ぐ文京区白山の地に、
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