世田谷赤堤コーポラティブハウスブログVol.4 世田谷線のある暮らし

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世田谷線のある暮らし

こんにちは。
「世田谷赤堤コーポラティブハウス」コーディネイターの柴原です。

今日は、この街の魅力のひとつ・・・
東急世田谷線について、少しご紹介したいと思います。

最寄駅である「松原」駅に乗り入れている世田谷線は、「下高井戸」と「三軒茶屋」を結ぶ全長たった5kmのコンパクトな路線。小さな2両編成の電車が、のんびりと住宅街の中を走り抜ける、ちょっと不思議で、ちょっとカワイイ“街の電車”です。

「幸福の招き猫電車」は専用の運行時刻表もあります。

まるでトコトコとお散歩しているようなその姿は、慌ただしい都心の鉄道とはひと味違って、どこか穏やかであたたかみがあります。

世田谷線は「軌道法」という、いわば“路面電車”の仲間にあたるルールのもとで運行されています。そのため、スピードは控えめ(最高時速は約40km/h)、音も静かで振動も少なく、何より街にやさしい存在なんです。

たとえば…
・2両だけの軽量車両
・線路下には防振マットを敷いて、地面への振動を軽減
・警笛も最小限

…と、地域の暮らしに寄り添う工夫がたくさん詰まっています。

 

また、世田谷線の運行時間も、住宅地での暮らしに配慮されています。
深夜帯は運行がなく、夜の静けさがしっかり守られています。

電車の走行音についても、よくある都市部の私鉄に比べてとても静か。たとえば、世田谷線の音の大きさは60〜70デシベル程度といわれており、これは静かな事務所や人と普通に会話できる環境と同じくらいのレベルです。

※ 一般的な音の目安
・ささやき声:30dB
・普通の会話:60dB
・静かなオフィス:50〜60dB
・世田谷線:60〜70dB(短時間で通過、音の質も軽やか)

しかもこの音も、重低音のゴーっという感じではなく、さらっと通り過ぎる軽快な音。生活の中に自然になじむ、耳にやさしい存在です。

日々の暮らしの中で、この小さな電車が見えたり聞こえたりするたびに、少しだけほっとした気持ちになる。そんな優しい距離感のある交通インフラ――それが、世田谷線の魅力です。

 

コーポラティブハウスの計画地は、そんな世田谷線の線路敷きから(5階建ての)建物を挟んだ場所にあります。聞こえる音は、都心の喧騒ではなく、地域の暮らしと調和したやわらかな環境音。

ご興味のある方は、ぜひ現地で空気を感じてみてくださいね。

 

【説明会のお知らせ】

現在、「世田谷赤堤コーポラティブハウス」では建設組合員を募集中です。
プロジェクト概要や今後のスケジュール、予算感などをまとめた資料一式を
ご用意しています。
毎週土日にプロジェクト説明会を開催しておりますので是非ご参加ください。

→プロジェクトホームページはこちら
https://cooperativehouse.jp/setagayaakatsutsumi_ch/

それでは、次回のブログもどうぞお楽しみに!

 

世田谷赤堤コーポラティブハウス
コーディネイター 柴原


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