地名「白山」のルーツは「白山神社」にあり

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今回は、新プロジェクト「文京白山コーポラティブハウス」が位置する
「文京区白山」という地名のルーツを紐解いていこうと思います。

まずは、「文京区」について。
文京区は1947年に、当時の小石川区と本郷区が合併して誕生しました。
教育機関や出版社などが多く、
「文の京」「文教の府」と呼ばれていた両区を表す名称に相応しいこと、
「文京」の文字が書きやすかったことで区議会により採択されたようです。

次に、「白山」という地名についてですが、
昔、白い山肌が特徴的な山が計画地周辺にあったのではないか?
などと、勝手に想像していました。

しかし、予想は見事に外れまして、
地名の由来はズバリ「白山神社が鎮座していたことによる」そうです。

都営三田線白山駅徒歩3分に位置する白山神社。

白山神社は、石川県と岐阜県にまたがる白山という活火山を崇める
山岳信仰の神社で、文京区の白山神社もその一つです。

平安時代前期、加賀の白山比咩神社(全国に2700社ある白山神社の総本社)の
分社として、本郷に創建されたのが始まりとされています。

江戸時代には、本プロジェクト計画地からも徒歩圏内の小石川植物園内に
遷されましたが、
その後、5代将軍綱吉の屋敷がその場所につくられることになり、
現在の地に遷ることになりました。

「白山神社と猫」 スタッフ渾身の一枚です。

縁結びや歯ブラシ供養の神社としても有名で、
明治天皇が東京を代表すると認めた十の神社「東京十社」の一つに
数えられている神社でもあります。

この十の神社を周ることを「東京十社巡り」と呼び、
特製の御朱印帳や絵馬も用意されています。

こちらの古図の廻り方が、古くからある廻り方で、一番巡りやすい順序のようです。

「ミニ絵馬」は、巡拝の記念として「大絵馬」に飾ることができます。

出典:東京十社めぐり

今回は「白山」という地名の由来、
そのルーツとなった「白山神社」をご紹介しました。

次回も引き続き、白山神社についてのお話をしたいと思います!

知の歴史を紡ぐ文京区白山の地に、
あなたの「想いをカタチに」する住まいを創りませんか?

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