お宅訪問Feelings Realized

程よい距離感の近所付き合い「前のマンションより全然いい」

  • コーポラでよかったこと

またとない条件を気に入って参加を決めたHさんでしたが、実はコーポラティブハウスの仕組みをきちんと理解したのは申し込みをした後でした。

「コーポラティブハウスという名前は知っていましたが、住人が自分たちで組合をつくって土地を買って、というスキームを理解したのは申し込んだ後で、そのスキームに不安がなくはなかったですね。たとえば、一人ヘンな人がいたらそれが全体に影響あるのでは、とか。本当に成立するのかな、立ち消えになったら嫌だな、とか。ただ、同時期に申し込んだ人の中に、不動産のプロがいて、安心材料にはなりました」
とご主人様。

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▲週末には料理をするというご主人様の希望で取り入れた、アイランドキッチン。渓谷の緑を眺めながら料理できるよう、
 リビング側に向けてレイアウトした。左手の格子戸の中が玄関。トップライトが明るい右手の階段から屋上に上がれる。


奥様も当初のとまどいを話してくれました。
「主人はとにかく気に入って、ここを買いたい気持ちが強かったですが、私は正直不安でした。全体を統括している会社、つまりコプラスさんですが、大丈夫かなと。大手の会社でもないし、知名度もない。スタートラインでは不安がありましたが、定期的な会合できちんと説明してくれましたし、個別の対応もしっかりしていたので、信頼がもてるようになりました」
住んだ今は、そんなコーポラティブハウスだからこそのよさを実感しているそうです。

「前のマンションは引っ越した時に隣と上下のお宅に挨拶に行って、たまに会った時に挨拶する程度で、『付き合い』と呼べるものは全くありませんでした。ここは建てる前からお互いが会って、懇親会もして、お付き合いが始まっている。もともと、組合をつくったり、集まったりというのを苦にしない人たちで、趣味趣向にも多様性がある。成熟している人たちというのかな。遠過ぎず、近過ぎずという、心地いい距離感のお付き合いができています」(奥様)
ご主人も、「前のマンションより全然いいですよ」
その一言で、満足感が伝わります。



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