お宅訪問Feelings Realized

デッドスペースのない回遊型の間取り

  • 設計のこと

間取りに関しては、奥様がマンションで不便を感じていた部分などこれまでの経験を生かし、主にアイデアを出したそうです。デッドスペースを生まないよう廊下はつくらず、部屋と部屋をつなげて移動できるよう、扉は玄関と浴室以外、全て引き戸に。リビングから浴室、洗面室を抜けて寝室、ウォークインクローゼット、夫妻のワークスペースを通ってキッチンの前へ、という回遊型のレイアウトは確かに無駄がなく機能的です。

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▲回遊型の無駄のない間取りをリビングから見る。右手に浴室、その先に寝室が見える。
 左手、屋上への階段脇からも奥のウォークインクロゼットを通って寝室にアプローチできる。壁は漆喰塗り。
 床材は床暖房にも対応できる、幅の広い無垢材をネットで探した。


浴室のバスタブからも渓谷が見えるようレイアウト。
「風呂に入る回数が増えました。朝風呂も入っちゃいます(笑)」(ご主人様)

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▲(左)浴室のバスタブからも渓谷の緑が楽しめる。
 (右)暗くなりがちな洗面・洗濯スペースも、浴室からの光で明るく清潔感にあふれている。

 

3階のフラット住戸ですが、屋上への階段を吹抜けにしたことでメゾネットのような立体空間ができ、マンションっぽくありません。自由設計のコーポラティブハウスは集合住宅でありながら、注文住宅の満足度も味わえる点が魅力的です。
「戸建て住宅はメンテナンスが大変ですしね。でも、ここは低層の集合住宅ですから、エレベーターがなく階段なので、一生住もうというよりは、今の自分たちが住みたい家。将来住み替えが必要になったら柔軟に考えようと思っています」(奥様)

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▲光と風が通るキッチン横の吹き抜け。随所に配されたアートやオブジェも素敵です。

 



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