お宅訪問Feelings Realized

つくった人の顔が見えるから愛着がある

  • 設計のこと
  • コーポラでよかったこと

同じ会社で共働きのご夫妻、内装や仕上げ、設備機器などを決めるためにショールームを見に行くのも週末しかないため、設計期間は大忙しだったそう。
「仕上材や住宅設備関係のショールームなんて、初めて行きました(笑)」とご主人様が言えば、奥様も「自分で見に行って決めなきゃいけないんですね、と驚きました(笑)。でも、一軒家でもないのに自分でつくれるというところが気に入っています。ハウスメーカーの一軒家より自分で決めるところが多いんじゃないかな。その分愛着がありますね」。

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▲3Fダイニングから、奥様が選んだ対面式のキッチン方向を見る。左手には南側のテラスが見える。四面窓が取れるのも小ぢんまりしたコーポラティブハウスならでは。会社の仲間など人を招く機会が多いので、「LDKには余計なモノを置かず、皆が集まれる家にしたかった」と、奥様。

 

奥様がとくに気に入っているのが、漆喰塗りの壁。「性能の魅力はもちろん、塗り壁の味わいが大好きで、左官屋さんに仕事をして欲しかったので、クロス貼りの5倍ぐらいコストがかかりましたが、漆喰塗りにしました。職人さんが塗る日は仕事を休んで見に来て(笑)。分譲マンションは誰がつくったかわからないけど、この家はつくった人の顔が見える。だから買ったというより、つくった感じがしています。5年住んだ前のマンションもメゾネットタイプで、好きでしたが、ここに住んで比べたら愛着が違う。関わってつくれたし、こちらの方が満足感が全然高いです」

 

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▲質感豊かな漆喰塗りの壁。上部に設けた窓からの光が、明るいリビングを一層表情あるものに。

 



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