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本格的な和室を設けたメゾネットの住まい


108トリミング

上のお子さんの小学校入学に合わせて住み替えを計画したMさん一家。大手ディベロッパーの分譲マンションのモデルルームを3年余り見て回っても、なかなか納得のいくものはありませんでした。そんな中でコプラスに出合い、念願の本格的な和室も取り入れた住まいを実現しました。


担当者の誠意から、
信頼感を感じて購入

30代のMさん夫妻は共働きで、7歳の娘さん、5歳の息子さんとの4人暮らしです。以前は北千住のタワーマンションにお住まいでしたが、娘さんの小学校入学を機に、奥様の実家のある杉並区へ住み替えを考えました。

3年余り大手のディベロッパーのマンションを見て回りましたが、いいと思える住まいに一つも出合うことができません。奥様は、実家から贈られた桐たんすを置いたり、着物の着付けもできるきちんとした和室が欲しかったのですが、今のマンションには和室を備えた間取りはほとんどありません。自由設計と謳っていても名ばかりで、洋室から和室に変えるだけで高額な費用がかかるなど、希望を叶えられそうなマンションを見つけられないでいました。

そんな時、奥様の実家から、コプラスのチラシがファクスされてきました。
「まず聞いたことのない名前に、『コプラス』って何? 大丈夫かな、ここ……と思いました(笑)」(奥様)
しかし、ご両親と一緒に実際にコプラスで担当コーディネイターの説明を聞いてみて、「初めて信用できる人に会った、と思いました。タワーマンションの説明会の直後だったこともあって、両者の誠意の違いを感じたというか。父も『あのコーディネイターは信用できる。値段もこの界隈の相場より安いから、人が殺到するんじゃないか』と言ってくれて。事実、他に見ていた大手のマンションはここより狭くて高かったですし」と、価格も含めてご両親共々納得のうえ、購入を決めたそうです。

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▲最上階、4階+5階のメゾネットに住むMさん一家。5階のリビングダイニングは明るくて冬でも暖かい。

 


風情ある桐たんすが生きる
本格的な和室がお気に入り

奥様が住まいにまず欲しいと思ったのが、きちんとした和室。実家から贈られた桐たんすを置いたり、着物を着付けたり、クリーニングから返ってきたものを広げたりと様々な用途に使える和室をつくってもらいました。
4階にできあがったのは、床柱がある本じゅらく壁仕上げの本格的な和室。寝室と続き間にし、布団を敷いて寝ることもできます。

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▲分譲マンションではなかなか実現できない床の間付きの和室。天井や扉にアクセントを入れるこだわりも。

 

 

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▲4階の和室から、続き間になっている寝室に向かって。和室の壁は本じゅらく塗り。

 

また、メインの生活フロアである5階はキッチンやバスルームといった水回りをまとめてつなげ、引き戸で仕切って回遊式に行き来できるよう設計。ピアノを置いたリビングの下はメゾネットの下階、子ども室の下はエレベーターになっているため、生活音を気にすることなく過ごせます。
そして広いルーフテラスは、お子さん達の格好の遊び場。冬の雪の日にはかまくらづくりを楽しむそうです。

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▲5階の水回りは1ヵ所にまとめ、引き戸で仕切って回遊できる設計に。左手に浴室、正面にキッチンが見える。

 

 

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▲5階のリビングダイニングを囲むようにつくられた、広いルーフテラス。抜け感のある眺望は最上階ならでは。

 


初めは関心なかったコミュニティ
今は見守り合うよい関係

コーポラティブハウスのメリットを聞いてみました。
「まず、誰が隣に住むかわかっていたことですね。お子さんが多いのも安心しました。それも同年代が多いので、子ども同士も仲良くなって、総会は賑やかでした」(ご主人様)
また、Mさん夫妻は出勤時間が早く、朝7時には家を出るのですが、お子さん達はまだ家に居る時間。すると、「学校に行く時間まで、ウチに居てくれていいよ」と言ってくれる住民の方が、何人もいるのだそうです。台風で学校が急に休校になり、学童保育もお休みになってしまった時も、同様に預かると言ってくれた方もいたのだとか。

「そう言ってもらえるだけで安心できます。そうした情報交換ができるのも、建てる前から知り合いになって、時々飲み会をする関係になれたコーポラティブハウスならでは。飲んでいる時の世間話で、何気なく困っていることなどを話してこそ、何かの時には助け合いができるのだと思います。実は我々は、初めはあまり飲み会に行かなかったんです。今でもすごく密に接しているわけではありませんが、いざという時の安心感が助かります」(奥様)

ご主人様も、「地震が起きた時は助け合おうと話していますし、そういう関係がつくれたのはすごくいいと思いますね。たまたま家探しをしている同年代の同僚にこのコミュニティの話をしたら、『そういう密な関係は嫌だな』と感想を言われたので、『それなりのいい関係ができてるよ』と答えたんです。僕も、最初は他の方との付き合いの度合いが分からなく、少し不安もあったのですが(笑)」と、参加してからだんだんとコミュニティに馴染んでいった様子を話してくれました。

設計やスケール的には戸建て感覚を楽しめ、集合住宅の安心感もあるコーポラティブハウスは、Mさん一家にとってちょうどよい選択だったようです。

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▲リビングの隣、間仕切りできる子ども室は、将来2つに分けられるように想定している。

 


PLAN

エリア:東京都杉並区上荻
専有面積:90.10㎡
家族構成:ご夫婦+子ども2人
入居:2012年10月

<コーディネイト>
株式会社コプラス/
株式会社タウンクリエイション
<全体設計/住戸設計>
株式会社K.U.T.都市建築研究室
<施工>
株式会社興建社

 

R402_水谷邸

このお宅のコプラス コ―ディネイタ―

0021
大澤 慎一

0079
中西 悟

 



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