お宅訪問Feelings Realized

メゾネットの地階リビングで冬暖かく夏涼しい住まい

2014.10.24


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世田谷区か目黒区に小さくとも家を建てたい。そう願い10年余り住宅関係の本を読むなど研究していたKさん。そんな折、建築士の友人夫妻がコーポラティブハウスに住んだと聞いて遊びに行き、都心のオリジナル住居の正解だと直感。数あるコーポラティブハウスを手掛ける会社からコプラスを選びました。


都心では狭小一戸建てより
コーポラティブハウスが快適と判断

Kさん一家は30代でサラリーマンのご夫妻と5歳のご長男の3人暮らし。上京してから2人とも世田谷区、目黒区で暮らしてきたご夫妻は、いつかは同区内に自分の家を持ちたいと考えていました。
とくにご主人様は研究熱心で、住宅関係の本を沢山読むこと10年余り。しかし、現実問題として、同区内で自分達の予算で建てるとしたら、狭小地の3階建て、しかも安普請の家がせいぜいではないか……。
理想と現実のギャップに、なかなか実際の家づくりまで辿り着いていませんでした。

 

そんな時、奥様のママ友が世田谷区内にコーポラティブハウスに入居したと聞き、遊びに伺うことに。
そのご友人はご夫妻で建築士ということもあり、相当にこだわってつくった『コーポラティブハウス』というスタイルの住まいを初めて目にしたKさん夫妻は、メゾネットのつくりも気に入り、「これはいいなぁ」と感じたといいます。
そこでご主人様がコーポラティブハウスについて調べると、デザイン性の高さをウリにした会社などいろいろある中で、身近で地に足の着いた印象を受けたコプラスに興味を持ちます。

 

その時募集をしていた羽根木のコーポラティブハウスの、1階+地階のメゾネットを候補にしているという話を件のコーポラティブハウス住人の建築士夫妻に話すと、「じゃあ、同じ構成のウチの下を見せてもらえば?」と、すぐに階下の住人に連絡してくれて、見に行くことに。
「えっ、そんなに簡単に家の中を見せてくれるの?とまず驚きました。コーポラティブハウスって面白い人間関係だなって」(ご主人様)

 

そんな風にコーポラティブハウスの先輩住人の家を見に行って話を聞き、最初は「家なんかまだまだ買えないよ」と興味を示さなかった奥様にはコーポラティブハウス住人が建てた体験記の書籍を読んでもらって説得。
こうして出会ったコーポラティブハウスに縁を感じ、羽根木に参加することを決断したそうです。

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▲K様邸地階のテラス側からリビングダイニングを見る。正面が玄関、右手に1階へ上がる階段が見える。

 


お子さんが走り回っても
気にならないメゾネットを選択

Kさんがセレクトしたのは、1階と地階それぞれ同じヴォリュームのメゾネット住戸です。どちらの階に玄関を付けてもOKで、ご夫妻は玄関とリビングを同じフロアにして、いつもお子さんと顔を合わせられるようにと考えたそうです。
結果、お子さんが走り回って騒いでも周囲に迷惑をかけない地階を玄関とリビングダイニングに、1階は寝室と将来の子供室をレイアウトすることに。

 

リビングからテラスへのサッシは全開放できるデザインのものを、タイルも室内外同じテイストのものを選んで、リビングがテラスと一体となって広く見えるよう、工夫しています。
「結果的に、地階をメインの生活空間のリビングにしてよかったです。1階よりも夏涼しいし、冬は暖かい。思ったより日が入って、木洩れ日や朝の鳥のさえずりも楽しめて、最高です」(奥様)
また、ご主人様は「これだけきっちりつくりこんでくれるとは思わなかった」と、設計の自由度の高さについても話してくれました。
奥様も「蛇口一つまで自分達で決めるのには驚きました。今ではもう1回建てたいなっていう気持ちになりました」と設計当時を振り返ると、「でもその時は打ち合わせが多くて疲れてたよね(笑)」とご主人様。

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▲地階リビングをテラスに向かって見る。革張りの大きなソファはご主人様が広島まで見に行って注文したという心石工芸のオリジナル国産ソファ。

 

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▲地階へ降り注ぐ木漏れ日がやさしい

 


2、3ヵ月に1度の「男会」が楽しみ
子ども達も屋上で遊ばせられて安心

奥様はコーポラティブハウスでお子さん同士も仲よくなって、子ども達だけでも共用部の屋上で安心して遊ばせられる点が気に入っているそうです。
ご主人様は、男性住民同士で飲みに行く「男会」が楽しみなのだとか。

費用についても聞いてみました。
「思ったより安いんじゃないかと思います。コプラスは標準仕様価格がキッチンやお風呂も入った値段だったのでわかりやすく、うちはキッチンやお風呂を標準仕様にしたこともあり、予算内で収めることができました。何より、地元の大地主さんが400年、500年と守ってきた土地に建てられたことを思うと、この値段は安いです。もしも同じ値段で一軒家を買ったとしたら、満足できるような家には住めなかったと思います。こんな閑静な住居地域では予算内では買えないですし」といいながらもご主人様は、コーポラティブハウスに出合う前は建築家に設計をお願いして狭小住宅を建てたいと考えていたそうです。
「でも、散歩中にたまたま前を通りがかかった建築家設計の家を見て、妻がどうしても『ああいう家は嫌だ』と(笑)。小さい土地に頑張って建てた感が……。そんな妻もコーポラティブハウスには納得してくれて、買うことができました」

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▲(左)1階、共有庭に面した将来の子供室。右手に地下のドライエリアが見えている。
 (右)共用庭へと続く開口部を開けると、心地よい風がよく通る。

 

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▲子供室は将来、真ん中に壁(赤点線部分)を立てて2つに分けられるよう、ドアを設け天井に下地を入れてもらっている。
 左手のウォークインクローゼットはその奥の主寝室とこちら側の子供室、両方から使えるようレイアウト。

 


1階にも玄関を設け
自転車置き場があればよかった

自分達の予算内で建てられただろう一戸建てよりも、このコーポラティブハウスを選択してよりよい環境に住めたと満足しているKさん夫妻。
しかしもちろん、住んでみてから、「ああすればよかった」とわかった点もあるそうです。
たとえば玄関は1階と地階、両方につけられましたが、リビングのある1階だけにしかつけませんでした。
「でもやっぱり、玄関は1階にも付けて、階段横の壁に自転車を掛けるスペースをつくればよかったと思いました」(ご主人様)
またご主人様は、共有部の設備にも、住んでからもっとこうすればよかったと思う点が出てきたと話してくれました。
「屋上の使えるスペースをもっと広くすればよかったと。屋上には水道も欲しかったですね」

そして最後に、これから家をつくる人にアドバイスをしてくれました。 「家具の予算をちゃんととっておいた方がいいです。せっかく計画してつくるコーポラティブハウスのような家ですから、家具もそれなりのものを置きたい。うちは他にこだわっているところがあまりないので、毎日座るソファはいいものを選ぼうと、広島のショールームまで見に行ってオーダーしました。設計の打ち合わせ期間は常にメジャーを持ち歩いていましたね。ただ、失敗したのは、ルンバ(笑)。せっかくルンバの置き場所まで考えて家具を選んだのに、想像していたより動きが遅くてうちには不向き。買ってから数回しか使っていないです」

終始明るくユーモアをまじえながら家づくりを振り返り、いろいろお話を聞かせてくださったKさん夫妻。 落ち着く地階と1階のフロアには、日々お子さんの友達が沢山遊びに来て、気兼ねなく走り回っているそうです。

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▲(左)地階から1階への階段下は収納に。左手に玄関、浴室、トイレがある。(右)階段上も収納に。

 


PLAN

エリア:東京都世田谷区羽根木
間取り:
専有面積:81.18㎡
家族構成:ご夫婦+子ども1人
入居:2013年2月

<コーディネイト>
株式会社コプラス
<全体設計>
株式会社コプラス
<住戸設計>
有限会社門脇直人建築設計事務所
<施工>
株式会社佐藤秀

羽根木:103梶尾邸

このお宅のコプラス コ―ディネイタ―・全体設計者

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大見 卓央
0249
永久 正浩


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