お宅訪問Feelings Realized
庭のある住まい
三軒茶屋の街にほど近い世田谷区若林。 南を烏山川緑道に接した緑豊かな環境に佇むコーポラティブハウス、「LiBell」。 その最上階がTさんのお住まいです。
入居後、約1年。 すっかり落ち着いて見えるお住まいも、まだ完成という訳ではないそう。 入居後、家具の配置を何度も試してやっと今の形にたどり着いたそうで、これから買い足したいインテリアもあるそうです。
プロに任せるという選択
Tさんお仕事は住宅の設計士。
以前からコーポラティブハウスをご存じだったそうです。
「昔からずっとコーポラティブハウスをやりたかったんです。庭がある暮らしがしたくて、仕事のこともあるので、都心に住むということは決めていました。それで当初は、友人同士3家族でコーポラティブハウスを建てようと思って、土地を見て回りましたが、 都心の土地は高くて手が出ない。
それに、やるとなれば、例えば住宅ローン一つにしても、他の家族のプライベートに関わってくる。建築や設計のことなら分かっても、不動産のことやお金のことは分からないし、責任は負えません。それなら、コーポラティブハウスの企画をしてくれるプロにお願いしたほうが良いということになりました。」
その後、色々な会社が企画するコーポラティブハウスの情報を集められたそうです。
その中のひとつが、コプラスの『三軒茶屋・若林コーポラティブハウス(現LiBell)』
設計はお仕事で何度も経験されているTさんもコーポラティブハウスは、はじめて。
「仕事で設計をしていますが、いつも仕事で設計をするスケジュールよりも余裕がありました。
じっくりと考える時間が十分にあったので、楽しかったですよ。
スタッフの方々も協力的で、特に、担当設計者の方がよくして下さったので、2人で設計をしたという感じです。 私がこうしたいと言ったことに対して、簡単に出来ませんということは無く、いつも前向きに、色々検討をしてくれました。
大変だったことは・・・。
あったのかもしれないけれど、振り返って思い出すほどの苦労話はないですね。
ただ、強いて言うと、自分で自分にGoサインを出すというか、全て自己責任ということは大変だったかもしれません。当時、主人は仕事が忙しくお金のことを相談出来なかったので、ここにこれだけのお金を掛けていいのかなという悩みはありました。」
庭のある住まいを実現
素敵なお庭ですね!
「以前から、こんな庭にしたいという構想はありました。
庭は、建物の完成後、実際にテラス空間を見ながら、ダイニングでカタログを開いて打合せをしました。
図面上で考えるのではなく、その空間を目の前にして、どんな形にしていくかを考えたんです。
全て完成させるのではなく、住みながら作り込む楽しみを残しておきました。
庭を考えることは仕事でもほとんどないので、今までにない経験で面白かったですよ。」
「回覧板を持って行った時に、どうぞと言われてよそのお宅にお邪魔させて頂いたりすることがあるんですけど、 お邪魔してみてびっくり!みなさんこだわりがすごいですよ。 それぞれ、楽しみ方は違うけれど、家に対する想いがすごく強いなと感じました。 みなさん、悩んで考えて創り込んだという印象があります。
例えばドアノブひとつを見てもそれを感じるんですよね。 カッコ良くささっとまとめた味気ない家とは違って、考えてやっているなと思いました。 センスあるなと。愛情を感じますよね、家に対する。
前のマンションにも色んな人がいたけど、ここに住んでいる方たちは家にいる率が高いと思いますよ。 引越したばかりなのもありますけど、家の居心地がいいんでしょうね。」
これから住まいを検討される方へ
子供が大きくなったからとか、ライフスタイルが変わったからとか、私のお客様でもそういうきっかけで家を考えられる方が多いですけど、必要に迫られないでも、普段からもっと住まいに目覚めてほしいかな。
女性は関心が高いけど、男性も同じようにもっと関心を高くもってほしいなとも感じます。」
PLAN
エリア:世田谷区若林
間取り:2LDK
専有面積:104.46㎡
家族構成:夫婦
入居:2012年3月
<コーディネイト>
株式会社アレンジタウン
株式会社コプラス
<全体設計/住戸設計>
株式会社K.U.T.都市建築研究室
<住戸設計>
有限会社アルテ建築計画
<施工>
株式会社田中建設