お宅訪問Feelings Realized

10年間は大人が好きなように楽しめるリビング

  • 設計のこと

広告チラシを見てから約2年半後の2014年12月、建物の完成とともに無事引っ越しをしたOさんファミリー。その間に誕生したご長女も一緒に、この76㎡の空間で新生活が始まりました。
設計で希望したのは、まずリビングの大きな窓。南面は横幅いっぱいにとり、東面にも水平に視界が抜ける横長窓を設けてもらいました。
南の大きな窓は真ん中にサッシ枠がこないよう、あえて中央をフィックスガラスにし、3枚の構成に。ここからの眺めは譲れない部分だったので、ちょっと値が張りましたが、透明の耐熱強化ペアガラスを採用しました。
またリビングには上部にレールを付けて吊るした状態でスライドさせるドアが用意され、将来子ども室が必要になった時に仕切れるようにプランされています。

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▲広々としたリビングダイニングの天井には、将来子ども室として仕切れるよう、間仕切り壁を通すレールが見える。

 

「初めから子ども室をつくることも考えましたが、子どもが大きくなって実際に部屋を使うのって恐らく10年後ぐらいだと気づいて。だったら、それまで10年間は大人が好きなように使おうと決めました。使っていない一部屋がある、という状態はもったいないので」(ご主人様)
さらにアイランドキッチンは、扉材も木にしてフルオーダー。リビング側にも収納をたっぷりとり、リビングで必要になるモノをしまえるようにしました。



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