お宅訪問Feelings Realized
お互いを知っているからトラブルが起きにくい
- コミュニティのこと
- アドバイス
コミュニティについては、意外にもそれほど密なお付き合いでなく、気楽でよかった、と奥様。
「コーポラティブハウスって、コミュニティがウリなのかもしれませんが、ここは多分、コプラス史上一番入居後のコミュニティのイベントが少ないです(笑) もちろん全員顔見知りで、皆さん人あたりもいいですが、だからといって『飲み会をしましょう!』と言い出すわけでもない。たまたまこの11世帯の方たちは、『この立地でこの予算で好きな間取りに住める』ということを主眼に集まった方たちのようで、ウチと同じタイプの方が多かったんだな、とわかって正直、安心しました。平日会社勤めで、土日も密なご近所付き合いをしなくちゃならないとしたら辛いなぁと思っていましたが、住んだ方の性格によると思います」
ご主人様も
「コミュニティを求める人は皆さんを巻き込んでいけると思うし、ドライなお付き合いがいいならそうもできると思います。11戸というのは、自分達が主体となって理事会で話し合って、自分達がやりやすいよう生活上のルールを決めていくのにもスピーディで、ちょうどいい規模だと思います。大きなマンション(前述のタワーマンション)に住んでいた時は、管理組合の総会にも行かなかったですね」
と話します。
また、お互いを知っているので、隣人トラブルも起きにくいのだとか。
「大きなマンションでよく見かけるような、生活上の注意の張り紙みたいなものも出ませんね。たとえばルール違反の現象を見かけても、『ここを一緒につくった同志』というような感覚があるので、やった人に悪気はないんだろうな、と寛容になれる気がします。以前のマンションでは、誰がやっているのかわからないからイラッとしましたし、不安にもなりましたが、ここではお互いを知っているので、住民トラブルが起きにくいんじゃないかな」(奥様)
また、ネットの情報に惑わされない方がいい、とご主人様。
「参加する前に調べた時には、コーポラティブハウスで検索すると、ネットにあまりいいことが書いてなかったんですね。住民同士のお付き合いが長屋的で面倒くさいとか、売りにくいとか。でも住んでみたらそんなことはなくて、つくる前から顔を合わせた同士、話しやすいですし、何をやるにも自分達で決められるし、住んでいる人の意向を反映しやすいですよ」
お互いを知る住民同士、安心して住める環境なのだそうです。