お宅訪問Feelings Realized

ゆるやかに仕切られたLDKが心地よい住まい



 

住まい探しを進める中で初めてコーポラティブハウスの存在を知ったというYさんご家族。当初は新築マンションを中心に検討されていましたが、立地や予算の面で折り合いがつかず、住まい探しは一時中断。そんな折、もともと暮らしていた文京区千石エリアにコプラスのコーポラティブハウスができると知り、すぐに説明会に行き、参加を決められました。

 

迷った末に辿り着いた
コーポラティブハウスという選択

 

ご結婚されて10年以上というYさんは、ご主人様の異動に伴い愛知県から都内に戻った約7年前から文京区内の賃貸マンションに暮らしていました。そろそろ住まいを購入したいと考え始めたタイミングで奥様の妊娠がわかり、住まい探しを本格的にスタートされたそうです。

「夫は仕事の帰りが遅いので、彼が通勤しやすい立地を条件に探していました。当時住んでいた賃貸マンションは東京に戻ることが決まって急遽見つけた住居だったのですが、暮らしてみると千石エリアの穏やかな雰囲気や利便性の高さがすっかり気に入ってしまい、できればずっと住み続けたいと思っていました。でもいざ探してみると、なかなか予算に合う物件が少なくて……世田谷区など検討範囲を広げてみましたが、納得できる物件には出会えずにいました」(奥様)

当時検討した物件の中にはコプラスのコーポラティブハウスも含まれており、立地や間取りなどの折り合いがつかず見送ったものの、魅力を感じていたといいます。

「もともと戸建てではなくマンションがいいなと思っていたので、新築マンションでありながら注文住宅のように自由設計が叶う点、にもかかわらず価格も抑えられる点がすごく魅力的でした。ですから当時の自宅のすぐ近くにコプラスさんがコーポラティブハウスをつくると聞いて、最初の説明会の時点でほぼ迷いはなかったです(笑)。大好きな街に自分たちの暮らしに合った住まいをつくれるということで、即決でした」(奥様)

 


▲ステンレスなどの金属感を最小限にしたキッチンは、木製の造作家具の素材感が映えて温かな印象。

 


ゆるやかなゾーニングで
空間をより機能的に

 

Yさん邸は、2フロアからなるメゾネットタイプの1LDK。家具調にこだわったというキッチンをはじめ、木の温もりと落ち着いた空間が印象的です。キッチン・ダイニングに続くリビングスペースの一角をあえて1段下げたり、階段下に奥様のワークスペースを設けるなど、大空間の中にゆるやかなゾーニングをつくり上げています。

「暮らしやすい生活動線は最も意識したポイントです。かっちり決まりきった動線というよりは、空間をフレキシブルに使いこなせるようこだわりました」(ご主人様)

「どうしても大の字で寛げる空間がほしくて、リビングは一部を一段下げてカーペット敷きにしました。段差をつけずダイニングから一面にカーペットを敷く案もありましたが、段差があることで自然と空間が仕切られるのでやってよかったなと思っています。また私は現在フルリモートで仕事をしているので、階段下のワークスペースもお気に入りです。同じ空間の中にリラックスしたり子どもが遊んだりできるスペース、仕事に集中するスペースと自然なゾーニングができて、とても過ごしやすく満足しています」(奥様)

 


▲腰掛けとしてもちょうど良い高さの段差で、空間をゆるやかに仕切ります。

 


細部まで暮らしやすさを追求する
コプラスの提案力

 

自由設計ゆえに、通常の新築分譲マンションに比べて自ずと打ち合わせの回数が多くなるコーポラティブハウス。Yさんたちはどんな風に進めていかれたのでしょうか。

「ちょうど妊娠中の時期だったので大変な部分もありましたが、コプラスさんが打ち合わせのタイミングを出産にかぶらないよう前倒してくださるなど、柔軟に対応してくださりとても助かりました。何を決めるにも自由だからこそとにかく選択肢が多くて、たくさんある選択肢を前にすると結構迷ってしまいましたね。私がまず候補を絞って、夫にも提案して決めていくというスタイルで進めました」(奥様)

夫婦共に住まいづくりは初めての体験。迷った時はすぐに設計士に相談し、その都度話し合ったといいます。

「設計士さんの提案はさすがプロといった感じでたくさんの気づきがあり、感謝しています。例えばお風呂のリモコンの位置ひとつでも、通常通りですと子どもの手が届く位置にあるのですが、あえて少し高い位置に設置してはどうかとご提案いただき、実際に子どもとゆっくり安心して入浴できるので大正解でした。些細なことですが、こうした自分たちでは気づきにくい部分にも気を配っていただけたのはありがたかったですね」(ご主人様)

 


▲(左)階段下の空間を活かしたリモートワークスペースは、リビングの気配を感じつつも、程よいこもり感。
(右)洗面空間は白を基調に清潔感を感じさせる空間に。


住民の顔が見える安心感が
新生活や子育ての支えに

 

無事ご長男が誕生し、家族3人でコーポラティブハウスでの新生活をスタートさせたYさん。実際に入居してみて、改めて住民同士の顔が見えることの安心感があるそうです。

「入居する時にはすでに全員が知り合いで、同年代のお子さんがいる家庭も多いので、子育てが始まったばかりの我が家にとっては何かと心強く、安心です。設計段階でも総会で決めることが多く、何度も打ち合わせが必要で大変な部分もありますが、実際に暮らした時の満足感はひとしおですね。この満足感はきっと分譲マンションでは得られなかったと思うので、コーポラティブハウスにしてよかったと日々実感しています」(奥様)

だからこそコーポラティブハウスはどんな方にもおすすめできます、と笑顔で語ってくださったYさん。この先お子さんが成長しても、ゆるやかに仕切られた空間で家族それぞれが心地よく過ごしていく。そんな豊かな未来を想像させてくれたYさん邸でした。

 


▲リビングダイニングは天井高約3m。床面積以上の開放感が感じられます。




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