お宅訪問Feelings Realized

自分好みで”普通”の住まい

  • 設計のこと

そんな楽しい時間を積み重ねて、創り上げたご自身の住まいについて、意外にもTさんは、こんな風に感じられているようです。

「僕らの住まいは、普通です。取材に来て下さると聞いて、うちでいいのかな?って。 他のお宅を見ると、こだわりのキッチンがあったり、稲妻階段があったりして。」

Tさまのおっしゃる“普通”。 確かに、一見、どこかにありそうな間取りや仕様かもしれません。
ですが、その方それぞれの考える、自分軸での“普通”は、分譲マンションの中には見つけづらい。大衆うけする平均値でつくられた建物と、顔の見える住まい手の特に、住まわれる方の満足感に大きな差があるように感じます。

きっと、コーポラティブハウスで自由設計をされた皆さんも、自分の住まいが誰かと比べて特別という感覚ではなく、自分の好みの住まい、居心地の良い暮らしを考えたらこうなったという想いではないでしょうか。
それが、それぞれ自分の中での“普通”、ということかもしれません。

0910

▲玄関を入った正面には、ミシンとPCが置かれた開放的なワークスペース

 



トップに戻る