おうち時間の過ごし方を快適にするコツとは?リラックスしやすい部屋のポイントを紹介

暮らし

近年は、おうち時間が増加して家で過ごすことが増えましたが、それによりおうち時間で快適な過ごし方を考えている人も多いでしょう。快適におうち時間を過ごすために、部屋のレイアウトや家具なども、見直す場合もあります。

本記事では、おうち時間の過ごし方を快適にするコツと、リラックスできる部屋の条件を紹介します。

おうち時間の増加によって自宅に不満を感じる人が増えた

オンオフの切り替えやリラックススペースを限定することがおうち時間では大切

生活導線を意識した家具配置や統一感のあるカラーで過ごしやすくなる

引越やリフォームを考える人も増加

コーポラティブハウスならテレワークスペースも最初から設計可能


もくじ

おうち時間の増加によって自宅に不満を感じる人は多い?

おうち時間の増加によって、自宅の環境に不満を持つようになった人は多いようです。

以下からは、実際のアンケート結果を参考におうち時間の不満について解説します。

半数以上の人がおうち時間を過ごす自宅に不満を感じている

くらしのマーケットが行った調査によると、おうち時間を体験した全体の56.4%が自宅に「不満がある」と回答しています。「家にいる時間が長くなった」と回答している人の場合、「家にいる時間が短くなった/変わらない」人と比較して、10ポイント以上高い60.5%が不満を感じているのです。

 

おうち時間が長引くほど、不満が募るケースが多くなると考えられるでしょう。

 

収納スペース、汚れ、間取りなどが不満の原因になっている

同調査によると、おうち時間における不満の理由は「収納スペース」が42.7%、次いで「汚れ」が37.9%、「間取り」が35.2%の順で高くなっています。自分が部屋に常駐することになると、スペースが狭く感じられたり、汚れが気になったりすることが増えるのでしょう。

 

また、これまで気にならなかった自宅の間取りに、不便さを覚えるケースも多いです。間取りが気になってしまうと、常におうち時間にストレスを感じることになる可能性もあります。

 

おうち時間の過ごし方を快適にするコツ

おうち時間の不満を取り除き、快適な過ごし方を実現するには、いくつかのコツがあります。以下を参考に、おうち時間の見直しを考えてみてください。

 

ONとOFFの切り替えを行う

おうち時間では、ついジャージのまま過ごすなど、ON/OFFの切り替えが難しくなりがちなことが、課題となっています。OFFの状態では、仕事への集中がしづらくなるため、意識してON/OFFを切り替えるのがコツです。例えば、朝起きてすぐの着替えやシャワー、気持ちを切り替えるための音楽をかけるなど、日常的なルーティンを決めるのがポイントになります。

 

おうち時間では運動不足に気をつける

おうち時間が長くなると、どうしても運動不足に陥ることが多いでしょう。

ストレッチをしたり、意識して部屋の中を歩いたりと、簡単な運動を行うのが重要です。

 

必要に応じて家で使える専用の運動器具を購入するなど、環境を整備することも検討されます。

運動不足は肉体への悪影響だけでなく、精神的な負担になることもあるため、積極的な解消が必要になるでしょう。

 

リラックスするスペースを限定する

おうち時間では、リラックスするためのスペースを限定することも重要です。

部屋の中すべてがリラックスできる環境になると、集中できずにだらけてしまいがちになります。

 

おうち時間を快適にするには、リラックスゾーンを限定して、くつろぐときは基本的にその場所を利用するようにし、他の場所ではテキパキと動くことを意識するのがポイントです。

 

おうち時間では掃除と整理整頓は基本

おうち時間が長くなって自宅で過ごす時間が増えると、自然と部屋は汚れやすくなります。

気づいたときに掃除や整理整頓をする習慣をつけて、汚れが残ったままにならないようにするのも快適な環境を作るコツです。

 

「〇曜日はキッチンを掃除する」など、自分なりにできる範囲でルールを設定するのもおすすめの方法となります。

 

手間のかかるものを導入してみる

おうち時間の長期化は、生活から「新鮮さ」をなくしてしまうことにつながります。同じことばかりを繰り返すようになると、生活が単調になってしまい、モチベーション面に悪影響が出ることも考えられるでしょう。

 

そのため花や自炊料理をする、アクアリウムをしてみるなど、あえて生活に手間のかかるものを導入して、毎日に刺激を与えるのも快適さをキープするコツです。

 

おうち時間を快適に過ごせる部屋を作るポイント

おうち時間を快適に過ごすには、部屋作りを工夫するのもポイントです。

以下を参考に、おうち時間を変えるための部屋作りにも挑戦してみましょう。

 

生活動線を意識して家具を配置する

室内での移動が多くなるおうち時間では、生活動線を意識して家具を配置することがポイントです。

生活動線とは、家の中を移動する際に通るルートを線で表現したものを指します。

 

人が通れる幅として60cm以上、ソファとローテーブルの距離は30cm以上、ダイニングテーブルと椅子に座る距離は60cm以上など、具体的な数値を参考に生活動線を見直してみましょう。

 

部屋のカラーやテーマ次第でおうち時間は過ごしやすくなる

部屋に物が溢れている場合や、統一感のない環境だと、リラックスできないこともあります。

カラーやテーマ(モダンやカントリーなど)を絞り込んで、環境を統一することでより過ごしやすい部屋を作れるケースも多いです。

 

自分の好きな色合いやテーマをピックアップして、自宅の部屋に導入することも検討しましょう。

 

家具を新調して過ごし方を変える

おうち時間が増加する場合には、家具をグレードアップして過ごしやすい部屋を作るのもおすすめの方法です。例えば、収納できるベッドや折り畳めるデスクなどを導入すると、部屋のスペースをより自由に使いやすくなります。

 

おうち時間における具体的な生活模様を想像して、最適な家具に新調することも考えてみましょう。

 

おうち時間の増加をきっかけにテレワークや副業向けの部屋を作ることもおすすめ

 

おうち時間の増加を利用して、テレワークや副業向けの部屋を作るのもおすすめです。

具体的にどのような部屋や環境があると便利になるのかについて、以下で解説します。

 

おうち時間が増えればテレワークや副業をする時間も増やせる

おうち時間は趣味に使うだけでなく、テレワークや副業のためにも利用できます。

毎月の収入を増やせるため、積極的に自宅で仕事をすることもおすすめです。

 

部屋に集中できる空間を準備できれば、資格取得などによるスキルアップも狙えます。

将来につながるさまざまなメリットを得られるため、おうち時間を持て余している場合には、自身のためになる使い方を考えてみましょう。

 

テレワークや副業に向いている部屋とは?

テレワークや副業を自宅で行う場合には、専用の部屋を用意できるのがベストです。

例えば、個室に専用のデスクや椅子を用意して、集中できる環境を構築すると良いでしょう。

 

寝室やリビングだと仕事とプライベートの区分が曖昧になり、仕事に集中できずリラックスもできない中途半端な環境になりがちです。なるべく、テレワークや副業をする専用の部屋を用意して、仕事とプライベートを完全に分離するのが理想となるでしょう。

 

個室がない場合にはリビングなどに仕事用スペースを作る

自宅に自分専用の個室がない場合には、リビングの一部を仕事用スペースに変えてしまうのもひとつの方法です。

ノートパソコンなどの仕事用具を置けるスペースがあれば、とりあえずテレワークや副業ははじめられます。

 

仕事が軌道に乗ってきたら、少しずつスペースを広げて仕事をしやすい環境に投資するといった形もおすすめです。

 

おうち時間の増加をきっかけに引っ越しも考えられる

おうち時間の増加は、引っ越しのきっかけにもなります。

より快適な住居環境を求めて、新しい住居に移ることも検討されるでしょう。

 

引っ越しやリフォームを考えている人も増えている

くらしのマーケットの調査によると、おうち時間に不満を感じている人の中で「引越し」を考えている人は23.6%、「リフォーム」を検討している人は33.9%となっています。

 

おうち時間を快適にするために、住居環境を変える選択肢を取る人も珍しくないのです。

もともと引っ越しのタイミングを考えていた場合などは、おうち時間の増加を理由に実行に移すことも検討されます。

 

引っ越し先は防音や断熱などをチェックする

おうち時間が長い生活が続くと、日中の音や暑さ・寒さが気になることが増えます。引っ越しの際には、遮音性や断熱効果に優れた物件を選ぶことで、長い時間を過ごすための快適な住環境が得られるでしょう。

 

「その部屋で長く過ごしてもストレスを感じないか」といった基準を元に、引っ越し先を選ぶのがおすすめです。

 

「飽きない部屋」を追求してみる

引っ越しの際には、長時間いても「飽きない部屋」を追求してみるのもポイントです。

一般的な間取りやデザインではなく、オリジナリティのある部屋を選んだり、リフォームを前提にしたりするのも引っ越しにおける基準となります。

 

既存の住宅から飽きない部屋を見つけるのは難しいため、次に紹介するコーポラティブハウスを検討するのがおすすめです。

 

引っ越しをするならコーポラティブハウスもおすすめ

おうち時間の増加を理由に引っ越しをするのなら、コーポラティブハウスの利用が検討されます。

コーポラティブハウスとは、入居予定者を集めた上で建築を行うスタイルの住居です。

 

自宅の環境を構築できるため、コーポラティブハウスを活用することで、より自分の生活に合った部屋に住めます。おうち時間におけるストレスの原因は、コーポラティブハウスで間取りなどから設計することで解消できる可能性もあります。

 

コーポラティブハウスでは自分の好きな間取りやデザインを実現できる

コーポラティブハウスは、設計者と相談しながら自分で間取りをデザインできるため、理想的な住環境を実現できます。既存の住宅にはないオリジナルの間取りや部屋のデザインも、自分で考案・提案することができるのです。

 

自分にとって最適なおうち時間の過ごし方を考慮して、デザインと間取りを考えることができれば、快適な部屋を構築できます。これからのおうち時間を変えるためにも、コーポラティブハウスへの引っ越しを考えてみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

おうち時間を快適にするには、過ごし方や環境を工夫するのがポイントです。この機会に、おうち時間を快適にするための方法を確認し、実際に試してみてはいかがでしょうか。

 

今後もおうち時間が長くなる場合には、コーポラティブハウスへの引っ越しもおすすめです。

コプラスでは10年間の実績とノウハウを活かして、コーポラティブハウスの紹介事業を行っています。

 

会員様向けに最新情報の提供や、見学会・セミナーの開催なども行っていますので、ぜひこの機会にお問合せください。

 

執筆者:株式会社コプラス

渋谷区にあるまちづくりが得意な不動産コンサルティング会社。コーポラティブハウスの企画をメイン業務としながら、家づくりに関する知識をお届けするデジタルコラム・「CO+コラム」も運営しています。

◆コーポラティブハウス特設サイト https://cooperativehouse.jp/

◆お宅訪問インタビュー動画: https://cooperativehouse.jp/casestudy/

◆コプラスの仲介サイト: https://cooperativehouse.jp/agency/

 

 

この記事を書いた人

株式会社コプラス

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