スケルトンリフォームにかかる費用とは?相場感や安く抑えるポイントを紹介!

住まい

スケルトンリフォームは、住宅の間取りを自由に設計できるなど多くのメリットがあります。
その一方で、「どのくらいの費用がかかるのか分からない」と悩む方も多いでしょう。実際、費用がかかりすぎると、予算内に設計することが困難となり、理想の住宅を取得獲得するのは難しくなります。

本記事では、スケルトンリフォームを行う際に必要な費用相場やフルリノベーションとの違い、費用を安く抑えるポイントについて紹介します。ぜひ参考にしてください。


スケルトンリフォームとは

スケルトンリフォームとは、内装と外装を全て解体し、骨組みだけにしてから工事を行う建築方法です。マンションや一戸建てを壊して再度工事を行うため、間取りを自由に設計できることが特徴。

前提として、集合住宅の場合は管理規約に従ってスケルトンリフォームを行いますが、配管等は建物全体に影響する「共通部分」であることから、スケルトンリフォームで変更できない場合があります。そのため、スケルトンリフォームが全ての物件で可能なわけではないことに注意が必要です。

また、スケルトンリフォームの工事を行う際には、隣接住戸への許可やお知らせ等も必要です。

 

フルリノベーションとの違い

フルリノベーションとは、建物をスケルトン状態にした上で大規模なリノベーション工事を行うことを意味します。つまり、スケルトンリフォームとフルリノベーションは、一般的に同義で扱われることが多いです。

工事計画次第で、施工目的などが異なるケースもありますが、仕上がりは同じものとなるため同義語として使用されています。

 

スケルトンリフォームの費用相場

一般的にマンションのスケルトンリフォームの場合は300〜1,200万円、坪単価10〜50万円程度のことが多いです。建物の全てを施工する場合には、費用が1000万円近くになるケースもあります。

一般的なスケルトンリフォームの場合、500万円程度の費用を用意しておけば、1〜2部屋の施工は可能です。施工内容に合わせた「定額制プラン」も用意されているため、工夫次第でスケルトンリフォームの費用を抑えられます。

 

スケルトンリフォームにかかる工事期間

スケルトンリフォームは建物の解体をしてから工事をはじめるため、施工期間が伸びてしまうケースがあります。そのため、スケルトンリフォームを実施する際の期間は、十分な余裕を持っておくことが大切です。

施工期間の目安として、スケルトンリフォームの全工程を完了するためには、1カ月半〜2カ月程度、一戸建てのスケルトンリフォームをする場合、構造上の補強や断熱・外装工事なども必要となるため、2カ月半~3カ月程度の工事期間が想定されるでしょう。

 

スケルトンリフォームの費用を抑えるポイント

スケルトンリフォームの費用を抑えるには、いくつかのポイントを把握しておくことが重要です。
以下からは、費用を抑える方法を解説します。

 

設備の優先順位を決めて導入する

スケルトンリフォームをはじめる前に、優先順位を決めることがポイントです。
なぜなら、生活に重要となる場所に優先的に予算をかけることで、全体のコストがかさむことを防ぐことができるからです

スケルトンリフォームを行った事例の中には、予算をかける必要のない場所に多くのコストを集中させてしまうケースもあります。例えば、床材を複合フローリングにするか、無垢フローリングにするかで、必要となる予算は大きく変わるでしょう。他には、システムキッチンとオーダーメイドキッチンなど、設備の内容で費用が変わることもあります。

 

定額制プランを活用する

スケルトンリフォームの際には、先述した通り定額制プランを活用することで費用を抑えられます。必要なリフォームを一括で行える上、施工内容次第では、100~300万円前後の費用でスケルトンリフォームを実施できます。

例えば、設備ラインナップが事前に決められている「セレクト型」の場合、300万円前後でもスケルトンリフォームが可能です。100万円前後でもスケルトンリフォームが可能なプランはありますが、コストがかからない分、できる内容が限られることが注意点です。

 

ローン利用を業者に相談する

スケルトンリフォームの際にはローンの利用を検討することで、コストを安く抑えられることもあります。「減税制度」を利用することで、施工にかかるトータルコストを安くできるでしょう。

依頼する施工会社次第では、スケルトンリフォームのお得なプランを提示してくれることもあります。金融機関には、「住宅ローン」と「リフォームローン」という金融プランがあり、金利や担保の有無などに違いがあることが特徴です。

 

補助金・助成金・減税制度も視野に入れる

介護やバリアフリー工事など含めたリフォームをする場合、国や自治体から補助金が出ることがあります。あえて少し高めの施工プランを利用することで、スケルトンリフォームが省エネ工事となり、補助金が支給され、結果的に費用が安くなるケースも。

例えば「こどもみらい住宅支援事業」なら、「①こどもみらい住宅事業者と工事請負契約等を締結し、リフォーム工事をする」「②リフォームする住宅の所有者等であること」の条件を満たした上で対象のリフォーム工事を行うと、原則1戸あたり30万円(条件次第では最大60万円までが上限)の補助金が出ます。

出典:こどもみらい住宅支援事業について
https://kodomo-mirai.mlit.go.jp/

 

スケルトンリフォームを依頼すべき業者の特徴

スケルトンリフォームを実施する際には、施工業者を選ばなければなりません。どのような特徴を持つ業者を選ぶべきか、目的別に解説します。

 

シンプルなデザインなら工務店がおすすめ

シンプルなデザインや小規模なリフォームを考えているのなら、大手ではなく地元の工務店がおすすめです。地元密着型の工務店は親身になって、意見を聞いてくれるため、綿密な相談をしつつリフォーム後の間取りを決められます。

シンプルかつ小規模で収まる工事なら、比較的安い価格で施工の見積もりを出してくれるでしょう。

 

デザインを提案してほしい場合は中堅リフォーム会社がおすすめ

具体的なデザインを業者側から提案してほしい場合には、実績が充実した中堅リフォーム会社への依頼がおすすめです。はじめてのリフォームでは、外観デザインやバリアフリー対策などに、どのような工事や設備が考えられるのか分からないケースも多いでしょう。

リフォーム会社から積極的に事例の紹介や提案を求めるのなら、中堅リフォーム会社が理想的です。
中堅リフォーム会社なら、デザイン料はかかりますが、より自分の求めるデザインのリフォームが実現可能でしょう。

 

安定のスケルトンリフォームを望むなら大手リフォーム会社

安定した品質によるリフォームを希望するのなら、フルリノベーション専業会社がおすすめです。
基本となる部材の規格があらかじめ決まっているため、デザインに関しては決まったものを使用するのが一般的となっています。

一方で企業によっては、フレキシブルなリフォーム内容に対応をしてくれるケースもあるため、まずは見積もり等の相談をいくつかの会社に行ってみましょう。

 

スケルトンリフォームのメリット

スケルトンリフォームには、多くのメリットがあります。以下を参考に、具体的なメリットを確認してください。

 

間取りを自由に組みやすい

スケルトンリフォームは、骨組みのみ残して、それ以外を解体する工事のため、間取りを自由に組めるのがメリットです。「子どもが成人して部屋が不要になった」「キッチンをもっと広くしたい」など、さまざまな要望に対応可能です。

自分の理想とする間取りがあるのなら、スケルトンリフォームが現実的な方法となるでしょう。

 

水回り・配線などに特化した工事が実現できる

スケルトンリフォームの施工時には、水回りや配線の工事も同時に行えるのが特徴です。そのため、日常的に使い勝手の良いレイアウトに変更することが可能で、生活に感じていた小さなストレスを取り除くことができるでしょう。

築年数が経過して、配管等が劣化していると感じたときなどにも、スケルトンリフォームが効果的です。

 

住宅の統一感が損なわれない

スケルトンリフォームによる大規模な工事であれば、住宅の統一感を損なわずにリフォームが行えます。部分リフォームの場合、リフォームをしている場所としていない場所の違いが目立ってしまい、住宅の統一感が薄れるケースがあるでしょう。

また、スケルトンリフォームをきっかけにして、住宅のテーマを変更することも可能です。

防音・断熱処理がしやすい

スケルトンリフォームでは、住宅の下地材や床材などを変更できるため、防音や断熱処理がしやすいのもメリットです。現在の住宅に騒音や断熱面で問題がある場合には、スケルトンリフォームが解決策になります。

断熱処理は結露対策やカビ対策など、暮らしの問題になり得る要素に対処できるため、より快適な生活を実現可能です。築年数が長い住宅の場合、特に防音や断熱処理が不十分な場合があり、スケルトンリフォームによって劇的に変わるケースも考えられます。

 

スケルトンリフォームのデメリット

スケルトンリフォームには、デメリットもあります。以下からデメリットを確認し、事前に対処や注意を行いましょう。

 

比較的高い費用が発生する

スケルトンリフォームは、部分的なリフォームと比較すれば、高額な費用が必要となるでしょう。

スケルトンリフォームの費用は、実際に見積依頼してみることで予算を大きく上回る可能性があります。先述した費用相場を参考に、事前に必要となるコストを見積もっておくのがポイントです。

 

リフォームに時間がかかる

リフォームのために時間がかかる点も、スケルトンリフォームのデメリットのひとつです。スケルトンリフォームでは建物の全てを解体する工事を行うため、どうしても工事全体のスケジュール完了まで時間がかかります。

素早くリフォームを終えて、新しい生活をはじめたい人にとっては、時間がかかる点が悩ましいポイントになるでしょう。

 

コーポラティブハウスという選択肢もおすすめ

築古の中古マンションを購入して、スケルトンリフォームするなら、新築で、間取りを自由に作ることができるコーポラティブハウスがおすすめです。

コーポラティブハウスとは、入居予定者が複数集まり、設計士とともに間取りを決める住宅を指します。日本国内でも50年ほど前から存在する建築方法で、これまでにも多くの事例があるのが特徴です。

中古マンションを買ってリノベをする人の不安要素である、共用部部分の耐震性や設備スペックの問題が、コーポラティブハウスでは解決しやすいことが魅力となっています。

 

コーポラティブハウスが注目されている理由

コーポラティブハウスは、建築する住宅の間取りなどを担当の設計士と相談しながらつくることが可能です。自分の考えている理想の間取りを直接伝えられるため、比較的自由度の高い設計が行えるでしょう。

また、モデルルームがないため、広告コストを抑えられる点もコーポラティブハウスの特徴です。通常の住宅購入時に上乗せされる広告費用が不要となるため、その分購入価格が安価になる傾向があります。

 

まとめ

スケルトンリフォームは、骨組みだけの状態にしてから工事を行う建設方法です。この機会にスケルトンリフォームの概要を確認し、その特徴を把握してみてはいかがでしょうか。

スケルトンリフォームを検討しているのなら、コーポラティブハウスの活用も視野に入ります。コーポラティブハウスなら間取りの自由な変更を、比較的安価なコストで行えるでしょう。

コプラスでは10年の実績とノウハウでコーポラティブハウスの提案を行っていますので、この機会にぜひご検討ください。

 

 

執筆者:株式会社コプラス

渋谷区にあるまちづくりが得意な不動産コンサルティング会社。コーポラティブハウスの企画をメイン業務としながら、家づくりに関する知識をお届けするデジタルコラム・「CO+コラム」も運営しています。

◆コーポラティブハウス特設サイト https://cooperativehouse.jp/

◆お宅訪問インタビュー動画: https://cooperativehouse.jp/casestudy/

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