自由設計の新築マンション?コーポラティブハウスのメリットと注意点を解説。

住まい

分譲マンションと注文住宅のいいところを併せ持つ「コーポラティブハウス」をご存じでしょうか。
コーポラティブハウスは、近年ドラマにも登場し、注目を集めている住まいの「しくみ」です。

本記事では、コーポラティブハウスのメリットや注意点を解説していきますので、
こだわりの家に住んでみたいなと思っている人はぜひ最後までお読みください。

DJブースが中心にある暮らし

唯一無二のこだわり空間に住まう

キッチンに黒板を設置すれば、メモや連絡もおしゃれに

お持ちの家具に合わせた設計も可能

既存の間取りでなく、ライフスタイル沿った間取りを実現


コーポラティブハウスとは分譲マンションでも注文戸建てでもない新しい住まい

コーポラティブハウスとは、戸建ての注文住宅のように、住まい手自らが建築主となることで自由設計の新築マンションが取得できるしくみです。
つまり自分の理想の住まいを集合住宅で形にするということ。

注文戸建てや分譲マンション等様々な住まいの取得方法がある中の一つとして、コーポラティブハウスがあります。

 

コーポラティブハウスの仕組み

一般の分譲マンションでは、不動産ディベロッパーが事業主となり、土地の購入、設計業務の発注、工事請負契約の締結等を行います。つまり、ディベロッパーが作ったマンションを買う流れとなります。

一方、コーポラティブハウスでは、入居予定者が建設組合を結成し、組合が事業主となって各種契約・手続きを直接発注していきます。つまり、自分たちでマンションをつくるということ。

自分たちでマンションをつくるなんてできるの?と思いますよね。

ここで活躍するのが、円滑に事業を進められるよう、建設組合をサポートする役割を担うコーディネート会社。コーポラティブハウスを手がける会社によって「コーディネイター」や「プロデューサー」など様々な呼び方がありますが、建設組合との間で、業務委託契約を結び、事業推進のサポートを行います。(図中ではCOPLUSが該当します)

マンションが出来上がるまでの過程が、一般の分譲マンションと異なる点がコーポラティブハウスの特徴です。

 

海外ではメジャー、日本ではニッチな住まい

海外と日本でのコーポラティブハウスの普及状況を見てみましょう。

コーポラティブハウスは18世紀に欧米で生まれ、ヨーロッパを中心に広く普及しています。ドイツでは全住戸の約10%、スウェーデンでは約20%、ニューヨークでは約20%を占めています。

しかし日本ではまだまだ知名度が低く、全体の住宅供給戸数の0.3%しか供給されていない状況。

まさに「知る人ぞ知る」住まいの取得方法となっています。

続いて、そんなコーポラティブハウスのメリットを解説していきます。

 

【メリット①】自由設計

間取りに合わせて住むのではなく、自身のライフスタイルやこだわりに合わせて間取りをデザインする。当たり前のように聞こえますが、これがなかなか難しいのです。

分譲マンションの場合、間取りはもちろん、デザインや仕様も不動産ディベロッパーが決めているため、自分に合った間取りで住むことはできません。「オリジナルの空間」は自分たちでしか作れないのです。

コーポラティブハウスは、担当の設計士とマンツーマンで相談し、ご家族のライフプランにあった住まいを設計していくので、理想の住まいを実現することができます。

 

間取りや内装も自由自在

コーポラティブハウスは、ライフスタイルに合わせて間取りを変えることはもちろん、床や壁の仕上げも自身の好みに合わせることができます。


例えば、一般的には専有面積70㎡の間取りは3LDKですが、子供が小さい頃は1LDK、大きくなって個室が必要になった2LDK、3LDKと想定し、将来部屋を区切れるように設計することも。

 

普通は変えにくい、窓や水回りも自由に

間取りや床や壁の変更だけでなく、キッチンや浴室の仕様、窓の位置や開閉方法も好みに応じて計画できるのがコーポラティブハウスの特徴です。
ご予算や建築の法律等と照らし合わせながら、設計士とともに理想を図面に落としていきます。


リノベーションでは難しい箇所も、0から計画するからこそ、戸建ての注文住宅に近い自由度での実現が可能になりますよ。

 

【メリット②】合理的な価格

自由設計をすると、割高になるのでは?と不安になる方もいるでしょう。


しかし実際の取得価格は、周辺の新築分譲マンションと変わりません。
なぜなら、コーポラティブハウスは「合理的な価格」で住宅を取得できるというメリットがあるから。


コーポラティブハウスの「合理的な価格」の意味を解説します。

 

土地を適正価格で取得できる

土地の価格は、土地を欲する人の数で決まります。駅から近く、大きさが適正で、形が整形であれば、収益性のある事業が期待でき、その土地で事業を計画する人の数も増えます。


一方、コーポラティブハウスは、戸建てには区画が割りにくく、分譲マンションには規模が小さい土地に10~20戸で建設されることが多いのが現状。

駅近等で不動産市場の価値は高いものの、他の事業者が参画しにくい土地なので、土地を適正価格で購入することができるのです。

 

無駄な経費を省く

新築分譲マンションの価格には、ディベロッパーの開発利益や販売手数料・広告宣伝費が含まれています。
一方コーポラティブハウスは、モデルルームの建設をはじめとした大々的な広告宣伝をしないため広告宣伝費が抑えられることが特徴。建設組合が事業主であるため、販売経費や事業者利益もカットできます。


コーディネート料や自由設計のオプション代もかかりますが、総額では無駄な経費を省きつつ、周辺の新築分譲マンションと変わらない価格で、オーダーメイドのマンションを作ることができるのです。

 

費用に透明性があり、納得感を得られる

コーポラティブハウスの価格は、住戸ごとの土地代や建設費用が開示されおり、どこにどれだけお金がかかっているのか、確認することができます。


また、設計士と打ち合わせしながら、自分の予算に合わせて間取りや内装を決めていくため、結果的に住宅取得価格に納得感を持つことができます。

 

【メリット③】ストーリー性のある家づくり

家をつくって、建てて、住む。

コーポラティブハウスをつくるということは、出来上がった家を買うだけでは得られない体験価値を享受することができるということです。

 

参加を決めてから入居まで約1年半から2年

コーポラティブハウスは自分の部屋の設計段階から関わるため、参加を決めてから完成まで1年半~2年ほどかかります。この家づくり期間のなかで、約6か月、設計士と打ち合わせを重ね、理想の住まいを形にするために、話し合いを重ね細かいところまでしっかりと決めていきます。

工事中には内部を見学し、普段見ることのできない住宅の形を見ることができます。

設計から完成まで見届けることは、家族にとってかけがえのない時間となることでしょう。

 

【メリット④】お互いを尊重する関係性

コーポラティブハウスのメリットの最後は、入居者同士でお互いを尊重する関係性がつくられ、良好なコミュニティが育まれることです。

 

入居前から入居者同士で顔見知りに

コーポラティブハウスの完成までの間に、「総会」とよばれる、入居予定者同士の集まりがあります。総会では、運営の状況を確認したり、入居後のルールや建物名を決めたりするなど、住まいにかかわることをみんなで決めていきます。


複数回顔を合わせる機会があることで、段々と顔なじみになっていくのです。

 

価値観が似た人が集まりやすい

入居者は、同じコーポラティブハウスを選択する点で、近い価値観の人々が集まりやすい傾向があります。似た価値観の人々が集まれば、マンショントラブルによくある生活音などの問題についても、自然とお互いを配慮しあう関係性が育まれ、住み心地の良さに繋がります。


また長い時間をかけてこだわって住まいをつくることで、建物を大切にする意識が醸成され、良い管理状態が保たれるメリットもあります。

 

コーポラティブハウスの注意点

コーポラティブハウスは様々なメリットもありますが、注意点もいくつかあります。
参加する前に自分に合っているかどうか、以下の点を確認してみましょう。

 

時間と手間がかかる

自由設計は、自分の理想の住まいを追求していく作業が必要なため、設計に時間と手間がかかります。

しかし時間と手間をかけることでその分愛着が湧くこともまた事実。時間と手間をかけても良いから、納得のいく理想の住まいを作りたい人には、コーポラティブハウスがおすすめです。

取得総額が契約時点で未定

コーポラティブハウスに参加する際には、取得目安価格が提示されています。取得目安価格の中には、工事費や土地代、そのまま住むことのできる住宅設備や内装などの費用が含まれていますが、変動要素もあります。

例えば、工事費は材料費の高騰などで変わる可能性があるので、認識しておくことが必要。

また、自由設計費用もオーダーメイドキッチンなどを採用すれば、高額になります。自身の予算を確認しながら、自由設計費用などは調整する必要がありますね。

 

コーポラティブハウスが向いている人は?

 

これまで解説してきたメリットと注意点を踏まえると、以下のような人はコーポラティブハウスに向いていると言えます。

  • 既存の間取りにピンとこない人
  • 利便性の良い都内での住まい取得を考えている人
  • 自分の意志で部屋の間取りなどを決めていきたい人
  • 住まいづくりの手間を楽しいと思える人
  • 愛着をもって家に住みたい人

ぜひ参考にしてみてください。

 

コプラスの設計士の特徴

コーポラティブハウスを手掛ける会社は、アーキネットやタウン・クリエイション等数社ありますが、その中でもコプラスのコーポラティブハウスの特徴について解説します。


コプラスの設計士は、入居予定者に寄り添い、建物性能を重視して設計をすすめていきます。以降で詳しく解説しますね。

 

暮らしを一番に考えた提案

コプラスのコーポラティブハウスの設計打ち合わせでは、入居予定者の暮らしを一番に考える姿勢を大切にしています。

例えば、ライフスタイルや価値観について書いていただくヒアリングシート。設計士は記入された内容をもとに、入居予定者の方の隠れた不満点やニーズを探りながら、図面に表現していきます。

 

永く住む、快適に住む建物の提供

コプラスのコーポラティブハウスは、水回り設備の可変性を高めることを意識した階の高さや、設計の自由度が上がる構造形式を採用することで、永く安心して住むことのできる鉄筋コンクリート造で建物全体を設計します。


各住戸内においても、意匠デザインと、断熱や遮音、安全性等の基本性能を両立する設計ノウハウを活かした設計が可能なため、永く安心して住むことが出来ますよ。

 

コプラスのコーディネーターの特徴

建設組合との間で、業務委託契約を結び、事業推進のサポートを行うのが、コプラスのコーディネーター。

コーポラティブハウスを手掛ける会社はいくつかありますが、こちらでは、コプラスのコーディネイターの特徴についてお伝えします。

 

住む人を一番に考えた運営サポート体制

コーポラティブハウスのスケジュールは、ゼネコンや設計事務所と連携しながらコーディネーターが管理してます。

また、資金計画書の作成、住宅ローンの審査申請のお手伝いも行うなど、資金計画のサポートも充実していますよ。

 

スケジュールや資金に関してのノウハウやサポート体制が整っているため、安心してコーポラティブハウスにご参加いただけます。

 

コーポラティブハウス歴20年の実績とノウハウ

コプラスは約20年、都心でコーポラティブハウスを企画し、建築・不動産のプロとして入居予定者の家づくりに携わってきました。


これまで多数のプロジェクトを成功させてきた実績とノウハウを活かし、入居予定者のことを一番に考えたコーポラティブハウスと運営を提供します。

 

 

まとめ

コーポラティブハウスの仕組みやメリット、注意点を中心に解説し、コプラスのコーポラティブハウスに関する特徴も併せてご説明しました。


永く住む家だからこそ、ご家族の生活に合った住まいを模索し、後悔のない家選びについて考えてみるのはいかがでしょうか。


「コーポラティブハウスについてもっと知りたい」「不明点について知りたい」方は、お気軽にお問い合わせください。

 

 

執筆者:株式会社コプラス

渋谷区にあるまちづくりが得意な不動産コンサルティング会社。コーポラティブハウスの企画をメイン業務としながら、家づくりに関する知識をお届けするデジタルコラム・「CO+コラム」も運営しています。

◆コーポラティブハウス特設サイト https://cooperativehouse.jp/

◆お宅訪問インタビュー動画: https://cooperativehouse.jp/casestudy/

◆コプラスの仲介サイト: https://cooperativehouse.jp/agency/

 

 

この記事を書いた人

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